貸出用パネルセットのご案内
あなたの街で、学校で第五福竜丸のパネル展を…
当館では展示パネルセットを貸出しており、毎年20~30か所でパネル展が開かれています。
当館の常設展示をコンパクトにした内容で、さらにマーシャル諸島の核被害や第五福竜丸の歴史に関する展示物、現物資料などの貸出が可能です。
展示スペース、ご予算に応じてご相談承ります。
基本の展示パネルセット
当館の常設展示に沿った基本的なパネルセットです。
【主な内容】
第五福竜丸の被災、ブラボー実験、事件のスクープ、乗組員の被害、久保山愛吉さんの死、マグロ騒動、放射能雨、原水爆禁止の声の高まり、マーシャル諸島の被ばく者、世界の核実験、ラッセル=アインシュタイン宣言、保存運動、エンジンと展示館など
【サイズ】
A2(42cm×59cm)20枚
【貸出費用】
5千円~1万円+送料実費(宅配便3000~4000円程)
20枚組パネルセットを増補し、より詳細なパネルセットです。
【主な内容】
第五福竜丸被災、ビキニ事件の写真、解説に加え、マーシャル諸島の核被害パネル12枚を含む。
【サイズ】
B2(52cm×73cm)42枚
【貸出費用】
3万円+送料実費
その他展示パネル・資料
水爆実験の被害地域に暮らす人々の営みなど、テーマを絞ったパネルやタペストリーです。
これらの組み合わせで展示を構成することが可能です。
ロンゲラップ環礁の人々の足跡を年表形式でたどります。
タペストリー8枚(100cm×130cm)
*掛け軸状で、吊るして展示することが出来ます。
写真と絵でビキニの核実験もとで子どもたちの被害を伝えるパネルです。(写真:島田興生、絵:津田櫓冬)
パネル10枚(37cm×52cm)
写真家島田興生さんが出会ったマーシャル諸島ロンゲラップ環礁の人びとの訴えを写真と言葉で表したものです。
パネル11枚(49cm×36cm)
ビキニ水爆実験によってマーシャル諸島が受けた被害の解説と写真。
パネル12枚 小(42cm×30cm) 大(60cm×42cm)
大漁旗(レプリカ)や船体の写真、また第五福竜丸の建造や保存に関する解説など。
ビキニ環礁が世界遺産に登録された際に開催した特別展「イケナイ世界遺産」をパネルにしました。
「死の灰」、マグロの鱗、ガイガーカウンター、日誌類、手紙、ビン玉、延縄、無線機、第五福竜丸模型(元乗組員・大石又七氏製作)、乗組員の日用品等
「死の灰」1954年夏に制作された科学ドキュメンタリー(23分)
大型展のご案内
博物館や歴史資料館、郷土資料館、自治体主催の催しなどの特別展として、大型展示企画用に展示を構成いたします。
- ビキニ事件展示パネル60枚組(B2判)、もしくは42枚組
- マーシャル諸島の核被害に関するパネル等
- 大漁旗
- 船体タペストリー
- 現物資料50~70点
【過去の実施例】
高知市、立命館大学国際平和ミュージアム、広島平和記念資料館、長崎原爆資料館、枚方市市民ギャラリー、茨木市、多摩市、串本市、丸木美術館、コープみやぎ、西東京平和のつどい等
開催にあたって
輸送方法・費用についてはご相談ください。設営、展示、撤去は開催館で行っていただきますが、大規模展では、当館学芸員もしくは展示業者がサポートします。
また、開催に伴い、ビキニ事件に関する講演講師なども承ります。