展示内容
展示館内
第五福竜丸は陸上に固定され、ドッグのようにデザインされた展示館の中央に置かれています。
「死の灰」実物や乗組員が使っていた日用品、入院中の乗組員に宛てられた手紙、ガイガーカウンター、集められた原水爆反対署名などの資料や解説パネルなどの展示は船体を取り囲むように配されています。また、2階部分では被ばく当時の第五福竜丸を再現した模型や、内部構造を示した肋骨模型などを展示しています。甲板では延縄漁に使うビン玉や延縄などの漁具を展示しています。(甲板へは船体保護のため立ち入りは出来ません。)
展示項目
展示館前ひろば
被爆から半年後に亡くなった久保山愛吉無線長の記念碑があります。久保山さんが遺した「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」という言葉が刻まれています。1976年5月、展示館の開館を記念して設置されました。揮毫は第五福竜丸平和協会三宅泰雄初代会長。
■久保山愛吉記念碑
被爆から半年後に亡くなった久保山愛吉無線長の記念碑があります。久保山さんが遺した「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」という言葉が刻まれています。1976年5月、展示館の開館を記念して設置されました。揮毫は第五福竜丸平和協会三宅泰雄初代会長。
■マグロ塚
第五福竜丸元乗組員・大石又七さんらマグロ塚を作る会がよびかけ、全国の募金で建てられた碑です。2000年から展示館に隣接して仮設置されました。
■第五福竜丸エンジン
廃船後、エンジンは貨物船・第三千代川丸に移されますが1968年7月、濃霧のため三重県熊野灘で座礁、沈没しました。1996年12月、28年間海中に没していたエンジンは市民の呼び掛けにより引き上げられ、2000年1月から展示館前の広場に展示されています。