更新日:2025-02-12
昨年、第五福竜丸の被ばく70年を記念して開催した子どもたちが描いた第五福竜丸の絵画展を今年も開催します。
応募作品は夏休み期間、第五福竜丸展示館内で展示します。
2025年6月30日 必着
小学校1年生から中学校3年生(地域等は問いません)
「みんなの船、第五福竜丸」
「第五福竜丸」を自由に描いてください。
画用紙の大きさはA4サイズ(210mm×297mm程度)です。
◆デジタル作品も対象としますが、AI生成によるものは不可とします。かならず紙にプリントして送ってください。
◆作品の向き(縦横)や画材(絵の具、クレヨンなど)は自由ですが、立体作品(貼り紙・コラージュなど)はダメです。
◆一人につき、作品は1点までとします。
裏面に学校名、学年、お名前・ふりがな、作品名、住所、電話番号を記載の上、下記住所までご郵送ください。
送り先:〒136-0081東京都江東区夢の島2-1-1 第五福竜丸展示館宛
・応募作品は7月~8月の夏休み期間、第五福竜丸展示館内で展示する予定です。(応募多数の場合は選考)
・作品の著作権は主催者に帰属するとともに、お名前、学年、学校名などの情報を展示や広報に使用することを承諾するものとします。
・応募作品は返却しません。
公益財団法人第五福竜丸平和協会
電話:03-3521-8494
メール:fukuryumaru@msa.biglobe.ne.jp
更新日:2024-09-25
2024年10月10日(木)―2025年1月19日(日) 入館無料
第五福竜丸がアメリカの水爆実験で被ばくして70年。
人が魚が海が空が、放射性降下物で汚染されました。
「山内若菜展 ふたつの太陽」では、全長15mを超える山内若菜さん最新作「ふたつの太陽」を始め、江の島の伝承をモチーフとした「龍と天女」など作品を展示します。
命をみつめ、小さな声に耳を傾け、創作活動を続ける山内若菜さんが船体とコラボレーションし、展示館と響きあいます。
神奈川県藤沢市生まれ
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業、同専攻科修了
バングラデシュで個展、グループ展
ロシアでシベリア抑留の歴史を忘れない文化交流を開始 日露友好個展、以後継続
極東美術館で特集展示
福島県に行き福島の母子像や被爆の牧場を描いた展示を開催 「戦争展」ホールでの展示や講演も多数
原爆の図 丸木美術館で「牧場 山内若菜展」 中学校、高校、大学で命の芸術鑑賞授業、移動型展示講演会を継続。現在20校
ロシア国立極東美術館で企画展「牧場 山内若菜展」
原爆の図 丸木美術館で企画展「はじまりのはじまり 山内若菜展」 東山魁夷日経日本画大賞入選
平塚市美術館常設展特別出品
福島県おれたちの伝承館 天井画を描く 以後常設展示 新潟水俣病をテーマに「新潟若菜組」皆様と新潟市内で個展
旧日銀広島支店にて「山内若菜広島展実行委員会」皆様と個展 沖縄与那国島をテーマに個展
第1回 10月26日(土)13:30~ 定員10名
第2回 11月17日(日)13:30~ 定員10名
お申込は先着順、電話・メールにて受付いたします。
更新日:2024-07-19
企画展「第五福竜丸の時代と漁師たち」
2024年7月10日(水)―2024年9月29日(日) 入館無料
今年は第五福竜丸の被災発覚に端を発した「ビキニ事件」から70年です。
1954年3月1日アメリカはマーシャル諸島ビキニ環礁で水爆「ブラボー」実験をおこない、その際生じた放射性降下物=死の灰が周辺の島々や海に振り落ち、環境を汚染しました。
沿岸・近海漁から「南洋へ、南の海へ」と遠洋漁が国策として勧められ、多くの日本漁船が赤道海域で操業していました。
木造船で航海をする危険、はえ縄漁の過酷な労働、そうした厳しい生活のなかでも娯楽を見出し、資格試験勉強にも熱意をもった若い漁師たち。 第五福竜丸の母港・焼津の焼津市歴史民俗資料館との共同企画で、のこされた資料=モノが語る<モノ語り>からビキニ事件の時代と漁師たちを紹介します。
本企画展では、焼津市歴史民俗資料館との協働で同館より第五福竜丸の無線長・久保山愛吉さんが入院中家族へ宛てた手紙をパネル形式で展示しています。
久保山愛吉さんが亡くなった9月23日(月・祝)には、関連企画として下記の催しを開催予定です。
◆久保山忌コンサート 14:00より
◆映画「第五福竜丸」特別上映会 17:00より
※どちらも参加無料、第五福竜丸展示館内で開催します。詳細は当サイトに掲載します。
更新日:2023-11-14
2023年11月11日(土)―2024年3月24日(日) 入館無料
1967年3月、東京水産大練習船「はやぶさ丸」は廃船処分となりました。人知れず東京のゴミ捨て場「夢の島」の岸壁で傾き、朽ち果てようとしていたこの船を保存しようと声を上げた人びとがいました。
1968年3月 「沈めてよいか第五福竜丸」の投書掲載
1969年4月 「被爆の証人第五福竜丸保存の訴え」発表
…
1976年6月 都立第五福竜丸展示館会館
本企画展では、廃船として夢の島に傾く第五福竜丸を保存しようと、9年間にわたって努力した人びとの取り組みをたどります。
更新日:2022-10-07
2022年10月8日(土)-2023年3月26日(日)入館無料
第五福竜丸展示館では、太平洋での核実験で引き起こされた船員の被ばくやマグロを始めとした魚類の汚染、日本各地で観測された放射能雨、そしてそれらによる健康への不安など、ビキニ事件の広範な影響を伝えてきました。
本展示では、さらに視野を広げ、世界中に遍在する核開発、核実験による被害をとりあげます。広島・長崎への原爆投下以降、各国で取り組まれてきた核兵器の開発は、広範な地域を汚染し環境や人びとに悪影響を与えてきました。いま核兵器を保有するのは193の国連加盟国のうちの9ヵ国で、そのうちの5ヵ国(米・ロ・英・仏・中)は水爆も保有します。現在、世界に存在する核弾頭は12,720発。おこなわれた核実験は2063回(うち大気圏528回、地下1,535回)にのぼります。
核の被害は一見すると私たちの生活から遠く離れたところにあるように感じますが、ヒバクシャは今も生まれ続けています。本展示を通じて、被ばく者の声に想いを傾けていただければ幸いです。
この企画は、40年余にわたり世界各地のヒバクシャを訪ね、取材を重ねてきたフォト・ジャ-ナリスト・豊﨑博光さんの全面的な協力により実現しました。ここに謝意を表します。
会期中、2回にわたりフォトジャーナリストの豊崎博光さんによるギャラリートークを開催しました。トークの内容は展示館YouTubeチャンネルで視聴可能です。
視聴URL https://www.youtube.com/watch?v=q4MlUDUFVxQ
視聴URL https://youtu.be/GPULvUZvdV4